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輪廻
短いです。
ダークラウドです。
ちょっと病んでます。
管理人の「ヤンデレ」理解記念作品です。(違います)
OK!な方はつづきから是非~(^^)
ダークラウドです。
ちょっと病んでます。
管理人の「ヤンデレ」理解記念作品です。(違います)
OK!な方はつづきから是非~(^^)
巡り巡るものが輪廻だとしたら
廻り廻るものが輪廻だとしたら
それに囚われるのもいいかもなって思うんだ
だってその時は君もココにいてくれるんだろう?
イテクレルンダロウ?
輪廻
閉じ込めて
鍵をかけて
拘束して
なぁティファ、怖いか?
君という光に包まれても尚どす黒く燻り歪んでいる俺が、怖いか?
君という光に染み付いた一点のシミ
それが“クラウド”なんだ
もはや拭えない
もはや抜け出せない
廻り廻る、俺達の輪廻
「くすぐったいよ、クラウド・・・」
俺の仕掛ける罪悪という名の戯れを、くすくす笑って受け止める君
「ティファ、俺を見て」
甘く囁けばいとも容易く絡み合う視線
君の潤んだ瞳の中に俺が浸されている
これは何という快楽だろうか
「苦しいか、ティファ?」
まだ俺はこんな愚問を
「大丈夫だよ、クラウド・・・」
そして君も堕ちていく
唇の端を吊り上げた俺を、不思議そうに君が覗き込む
「クラウド・・・」
「ん?」
「泣いてるの・・・?」
頬を伝うのは紛れもない汗
疑いようもなく上がっている口角
それを見て君はそう問うのか
「変な質問だな」
「でもなんかクラウド、いつもと違うよ?」
そうじゃない
「ティファが普段と違うだけだ」
「え?わ、私?」
いつもは気付かない“クラウド”に気付いてしまった君は
「俺が怖いか、ティファ?」
「何?唐突に・・・」
まだ囚われていないんだな
「いいから答えて。俺が怖いか?」
「・・・・・・ちょっとだけ。だってやっぱり今日のクラウド、少し変なんだもん」
じゃあ逃げるか?
「だけど、離さない」
君の首に手を掛けると
爪の先で白い首筋をなぞり上げる
愛という名の籠に閉じ込めようか
憎という名の鍵をかけようか
罪という名の鎖で繋ごうか
「うん、離さないでね、クラウド・・・」
まっすぐに見つめてくる君の瞳の中に映る俺自身が
非難するように俺を睨みつけている
俺が犯しているものは
君なのか、罪なのか
わかることは唯一つ
「永遠に一緒だ、ティファ」
果てしない狂宴
二人だけの楽園
廻り巡る、オレとキミの輪廻
色んな意味を込めて書いたらよく分からない文章になってしまいましたorz
と言いつつ、もっとドロドロさせても良かったかなーとも思ったり。(ぇ)
裏テーマは「どこまでもティファを引きずり込みたいクラウド」でした。
色んなクラウドが書き分けられていたらいいなぁ。
読んで下さった方、ありがとうございます。 目次(FF7SS)へ戻る
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